Picasa(Google)というフリーソフトを紹介しています。
Picasaとは画像管理・閲覧・共有の定番フリーソフトです。
Picasa上で「パソコン上のフォルダやファイル」を指定すると、それらの画像を管理・編集できるようになります。特に「顔による画像管理」がすごいです。
またPC上だけでなく、インターネット上でも画像を共有できます。
Picasa中央上部の「フィルタ」欄には、「顔が写っている写真のみ表示、最近の画像のみ表示」などの画像選別機能があります。
また「人物アルバム」という機能があり、写真に写った人物ごとに画像管理できます。
この機能を利用する方法は、まずひとつの顔写真に名前データを追加します。すると、その顔に似た顔写真一覧が表示されるため、その顔写真が正しいか正しくないかをチェックしていきます。
Picasaウェブアルバムに登録すると、無料でオンライン画像管理ができます。
公開する範囲は、アルバム毎に「ウェブ上で一般公開、リンクを知っている人全員、限定公開(閲覧者にもログインが必要)」の中から選択できます。
自分以外の投稿もできるように設定できますので、行事写真の共有にもお勧めです。なお投稿者には登録が必要です。
Picasaウェブアルバムのアルバム数は「最大10000」で、アルバム毎の写真は「最大1000」のため、単純計算では1000万枚アップロードできます。
アップロードできる画像の1枚あたりの容量は「20MB以下」で、大きさは「5000万画素以下」です。
全ての容量制限は「1GB」ですが、これには「800x800ピクセル未満の画像、15分未満の動画」は含まれないため、小さな画像や短い動画はほぼ無制限で共有できるようです。
全容量が1GBを越える場合は保存容量を購入できます。追加の1GBごとに0.25ドルです。
Picasaには「1.基本編集、2.調整、3.効果」の3つの編集メニューがあります。
1.基本編集には「切り抜き、傾き調整、赤目処理、自動コントラスト調整、自動色調整、レタッチ、テキスト、明るさ調整」があります。
2.調整には「明るさ調整、ハイライト、シャドウ、色温度、ニュートラルカラー指定」があり、明るさや色味の調整ができます。
3.効果には「シャープ、セピア、モノクロ、ウォーム、フィルムグレイン、ティント、サチュレーション、ソフトフォーカス、グロー、モノクロフィルタ、モノクロフォーカス、グラデーション」があります。
なお、同じGoogle傘下のPicnikに直接読み込んで編集することもできます。
編集メニューの「1.基本編集」にある「レタッチ」が秀逸です。
例えば、画像上でホクロをクリックしてから、ホクロのない部分をクリックすると、ホクロを綺麗に消すことができます。
ちなみに、一般的な画像編集ソフトではこの機能のことを「修復ブラシ、コピースタンプ」と呼ぶことが多いです。
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